昭和後期こどもの歴史研究会

~こどもは生まれる社会を選べない。生まれた社会に適応するだけである。Byエミール・デュルケーム~ 昭和後期のこどもが育った社会はどういう社会だったのでしょう。 それは、現在のこどもが育つ社会とはどのように違ったものだったのでしょう。 昭和後期に育ったかつてのこどもたちが、現在のこどもたちに、自分たちの育った社会を語り伝えたいと思います。 それが現在のこどもたちの歴史認識となり、彼らが未来を選択していく上での糧となることを願います。お問合せは、info★takuboy.net。★を@にして下さい。

「あばれはっちゃく」をライトノベルに? 事務長

角川つばさ文庫が、「あばれはっちゃく」をライトノベルにしたようである。
このサイトでは直リンができないので、お手数をお掛けするが検索されたし。
内容は全く原作に忠実であるが、登場人物のデフォルメに違和感がある。

いわゆる萌え絵の影響を受けてはいないか。
ウィキペディア「萌え絵」には、「萌え絵」の特徴として「著しく退化した顎」「骨格や筋肉が希薄である」と書いてある。


先日の福島上映でこどもから指摘してもらった「渋い顔」の本質とは、「飾り気がない」こともさることながら、「顎が退化していない」ことや「骨格や筋肉が立派である」こともあるのではないか。

「萌え絵」とは、今のこどもの容貌上の特徴に合わせていることになる。
角川書店営利企業だから、読者を引っ張ることはできず、読者に合わせることしかできないということであろうか。

一般的に、古い作品を今のこどもに合わせてリニューアルすることはよく行われるが、その逆、つまり今のこどもにとっては馴染みのない古い作品をそのまま鑑賞させて古い文化を今のこどもに理解させることはあまり行われない。

角川書店の今回の刊行は、人類の進化を肯定しており、進化の方向性に疑問を呈する姿勢はないと言えよう。少なくとも、昭和後期を背景にした「あばれはっちゃく」を今のこどもに伝える姿勢があるとは思えない。