ど根性ガエル
昨夜(2月13日夜)、BSジャパンで漫画家・吉沢やすみさんのその後について、本人インタビューを中心にした番組が放映された。
「ど根性ガエル」の作者である。
福島市野田児童センターに来ているこどもたちもそうであったが、今の若い人たちには昨年から放映されている「ひろし30歳」のテレビドラマ版が、馴染みがあると思う。
私にとっての「ど根性ガエル」とは、私が幼稚園の頃放映されていたあのアニメのことである。
1970年代前半独特の作品だった。
京子ちゃんの顔が大きかったこと。
1969年以来サザエさんは顔が大きいし、1973年に放映された日本テレビ版の「ドラえもん」のしずかちゃんは顔が大きかったし、1970年代前半の女の子の描き方は、みな顔が巨大な異様プロポーションだった。
今回のインタビューで、その幼稚園の頃の作品が、まだ生きた作品であることが分かり嬉しかった。
今は思うように絵筆が握れない吉沢さんの生活を、「ど根性ガエル」による版権収入が支えているそうである。
あの時代のこども文化を作り出した人たちには、長く活躍してもらいたい。