昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

ロケ地上映会は大成功

『ガキ大将行進曲』の上映会は、今まで3回実施しました。1回目は埼玉県、2回目は福島県、そして前回の記事で事務長が書いたとおり、3回目で念願の山梨県のロケ地上映が実現しました。ロケ地上映実現に向けて紆余曲折しましたが、主催団体のご尽力により開催できたことは大変感謝いたします。

 

当日は、少し旅気分を味わいたいこともあり、新幹線を使わず、中央本線経由で遠回りしたので、5時間近くかかりました。午前11時40分に、上映場所の最寄駅であるJR身延線鰍沢口駅に到着し、主催団体の代表者が車で迎えにきて下さいました。

 

富士川町町民会館へ向かうまで、映画の中で出てきた橋や秘密基地を作ったであろうと思われる場所を、車で通りました。撮影時期は1978年だと思いますが、ところどころ『ガキ大将行進曲』のゆかりの場所が残っていて良かったです。主催団体の代表者は観客が何人いらっしゃるか見当がつかないものの、50名位見えたら嬉しいとおっしゃってました。予測とおり52名でしたので、まさに計画通りでしたね。イベントを開催したものの参加数ゼロという事例をよく聞いていますので、上映が始まるまでドキドキしました。

 

昭和時代を懐かしむ方にぜひご覧いただければと思いましたが、現役の小学生が何名見にきているのかも気になりました。父と母のこども時代だった1970年代の感覚や雰囲気を親子と共有してほしいと願っているからです。小学生も数十人見にきていたのを確認しました。今のこどもたちは、16ミリ映写機は逆に新鮮に感じたかもしれませんね。

 

今回『ガキ大将行進曲』の出演者は一人も来ないと思い込んでましたが、エキストラで参加した女性が見に来てくださったのは、本会にとってサプライズで、嬉しかったです。これこそがロケ地上映の醍醐味ですね。もし次、ロケ地上映を実施する時は、難波さんや他の出演者をお呼びできたらと思ってます。

 

帰りは、身延線富士駅まで行き、その後、新幹線を使い、夜10時代に自宅に戻りました。