昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

徒党

春日部市中央公民館に、「校庭に東風吹いて」を見に行って来ました。

間違えて春日部市民文化会館に行ってしまい、少し遅れてしまいました。

場面緘黙の小学校3年生の女の子を主人公にしています。

クラスでインコを飼っていて、誤ってそのインコを逃がしてしまい、最もインコを可愛がっていた男の子から追及されるものの、何も答えられません。

女の子は、そのまま不登校になってしまいました。

親に抵抗して物を投げ、そこでBGMに流れたのが「♪世界中のこどもたちが、一度に笑ったら・・・。」

殊更徒党を組むような歌ですよね。

ポンキッキで流れた歌でもあり、私が毎日ポンキッキを見ていたのも小学校3年生の時であることを思い出しました。

また、この歌は、私が小学校3年生の副担任をした時に、給食時にいつも流れていた歌であることも思い出しました。

さて、その男の子は転校することになります。

女の子は、学校に来ていなかったのですが、男の子が校門を出ようとしたところにやって来ます。

女の子は、男の子に絵を渡します。

男の子の手にインコが止まっている絵で、女の子が描いたものでした。

そうして、「♪世界中のこどもたちが、一度に笑ったら・・・」でTHE END。

小学校2年生までとは違って、3年生になると徒党という概念が入って来る、と私は考えています。

徒党が組めるようなこどもには教室は楽しい空間になりますが、そうでないこどもには辛い空間になるでしょうね。