昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

「懐かしい」では終えないために

4月29日、埼玉県の荒川沿いの彩湖・道満グリーンパークで教員採用試験の勉強会のバーベキューがあり、東海地方在住の代表をお呼びしました。

初夏の一日、川辺の風に吹かれながら、午前中からの酒に酔いしれました。

翌30日、ふるさと新座館で「先生のつうしんぼ」の上映会を行いました。

親子映画の会の方と、新座市内で小学校教員をされている方が見えました。

「懐かしい!」「こういう教室を作りたい!」との声。

ただ、映画監督としては採算が取れない映画は作りたくないそうです。

「作りたい」という気持ちと、「見たい」という気持ちが連動した時に映画が生まれるそうで、どちらが欠けても映画は生まれないそうです。

「映画の中の世界と、現代との間にギャップがある。小学校での上映は難しいかも。上映するなら、幼稚園か保育園だ。上映会が行われていること自体が奇跡だ」とも評されました。

この映画には、ストーリーがあり台詞があります。

幼稚園児や保育園児では、恐らく動作しか鑑賞できないと思えます。

ギャップこそが、学習のきっかけになるのではないでしょうか。