人工衛星飛んだ
脚本家の三谷幸喜さんが、朝日新聞に連載中のコラムで、ご自身が小学校4年生の時のこどもの遊びについて述べていらっしゃいました。
・「人工衛星」~10人ほどで円陣を組み、手を繋いでぐるぐる回る。「人工衛星、人工衛星、飛んだ!」と叫んで、一斉に手を離す。回転していた勢いで、参加者たちは広範囲に飛ばされる。飛ばされた位置から、他の参加者のいる場所でジャンプし、相手の足に自分の足を引っ掛けて転ばしたら勝ち。
・「スリル」~左右に揺れるブランコの下に横たわり、ひたすら恐怖と戦う。
1971年ですよね。
まだ、町医者と言ったら「天才バカボン」に出て来るような藪医者が跋扈していた時代だと思われます。
写真は庶民にもようやっとカラーフィルムが手に届くようになった頃。
米ソ核軍事力増強競争のさ中で、こどもの間にも宇宙開発の話題が身近であったと思われます。
舞台劇「子供の事情」は、子役を使った演劇なら、是非見に行きたかったところです。
現在の子役が演じたら、自分の役を演じること自体が歴史学習になりますよね。