昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

童心ロマン主義

ある牧師さんが、附属小学校でもキリスト教を教えたことがあるそうです。

小学生に教える時は、実物を示すことを重視し、花の実物を見せたそうです。

そう言えばありました。

「熱血あばれはっちゃく」のOPで、3代目桜間長太郎・荒木直也くんがサッカーゴールで、ボールの代わりに飛んで来た花を受け止めています。

この時期の大人は、こどもをいい意味での差別、つまり特別視をしていたと思われます。

『現代児童文学の語るもの』にもある通り、キリスト教の児童観の影響がある可能性を指摘できます。

キリスト教による近代的な児童観では、こどもがセックスに関わることは厳禁です。

ただ、こうした特別視は、幼児なら何も感じないかもしれませんが、普段から同世代の仲間と群れているような小学校高学年だと、「よしてよ、恥ずかしい」と感じるかもしれません。

この21世紀では、「よしてよ、恥ずかしい」と言う側が主導権を取っていると思いませんか。