昭和後期こどもの歴史研究会

~こどもは生まれる社会を選べない。生まれた社会に適応するだけである。Byエミール・デュルケーム~ 昭和後期のこどもが育った社会はどういう社会だったのでしょう。 それは、現在のこどもが育つ社会とはどのように違ったものだったのでしょう。 昭和後期に育ったかつてのこどもたちが、現在のこどもたちに、自分たちの育った社会を語り伝えたいと思います。 それが現在のこどもたちの歴史認識となり、彼らが未来を選択していく上での糧となることを願います。お問合せは、info★takuboy.net。★を@にして下さい。

変化の遅い現代この40年時間が停止

国立科学博物館が、カラーネガフィルムを未来技術遺産に登録するそうです。

朝日新聞9月6日付け夕刊「素粒子」でも、「白黒時代の記憶もそう遠くはないのに、アナログ人間ももはや遺物か」と論評されています。

昭和40~50年代の文化が無視・軽視されることが多い中で、例外的に人々が高い関心を示すのは、カラーネガフィルムなのですよね。

それからレコードも。

どちらも記録媒体に過ぎないと言ってしまえばそれまでなのですが、人々はその記録媒体に高い関心を示します。

白黒フィルムに写っている小学校の風景には次代に伝えるべき価値はあっても、カラーネガフィルムに写っている小学校の風景には、次代に伝えるべき価値はないとされてしまっています。

いわく、「カラーネガフィルムに写っている小学校の風景は、今と変わっていない!」。

小学校の風景は変わらず、ただ記録媒体だけが変わったのでしょうか。

それなら、当時の風景をデジタルカメラで写すことができたなら、あるいは逆に現在の風景をカラーネガフィルムで写すことができたなら、いつの時代の写真であるかは判別できないことになりますね。