一旦ゴーサインを出したら
ここ数日、わんぱく相撲に出場させてもらえない女の子がテレビで紹介されています。
確かに、女の子であることのみを理由にして、わんぱく相撲の門戸を閉ざすのは誤りでしょうね。
男性であることのみを理由にして、保育士への門戸を閉ざすのと同じことですから。
しかし、ここで気を付けなければならないことは、一旦門戸を開いたら、性別不問が善として独り歩きしてしまうことです。
現在、多様性の旗の下に、天から与えられた自分の性別と異なる生き方をすることが奨励されていますが、これらは1986年の男女雇用機会均等法が発火点になっていることを忘れてはなりません。
「私は女の子でいいわ」という女性に対して、「意識が低い!同じ女性として、恥ずかしい!」などと叱責する必要などどこにもありません。
性別不問は、天から与えられた性別のままに生きるのが困難である人に対して特例として認めればいいと思います。