昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

総合的学習の時間

小学校4年生の総合的学習の時間に、「お父さん・お母さんの子供時代を調べよう!」という単元があります。

しかし、そこで取り上げられているのは、白黒写真に写った木造校舎であったり、脱脂粉乳の給食であったり、「私でもそんなもの記憶にありませんわ。」というものばかり。

なのに、小学校の先生たちは言うのです。

「お父さん・お母さんの子供時代は、テレビあり、ゲームありで今と変わっていない。」

サザエさんのカツオや、あばれはっちゃくの桜間長太郎は典型的な70年代のこどもなのですが、あの子たちは今のこどもたちと変わっていないと言うのでしょうか。

これではこどもたちに嘘を教えていますね。

それならはっきり「この単元では、おじいちゃん・おばあちゃんのこども時代を調べる。お父さん・お母さんのこども時代は、今から見たら幼稚なテレビ番組やゲームが出て来るだけ。皆さんがそれに見習う必要はないので、調べる必要もない」とでも言えばいいのです。