昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

社会変化は天気か

先日、勤務校の離任式があり、その後飲み会がありました。 教務主任が、「教育における不易と流行」について言及されていました。 本会の基本的な研究課題です。 不易と流行の選別基準についての視点が欲しいと思いましたが、「捨てるものは捨てていい。変化…

「まってました、転校生!」を覚えていますか

1985年11月、私は大学生になっていましたが、私の出身小学校の体育館でこの作品の上映会が開かれるということで、見に行ったことがあります。 予告編で、この3月に4代目あばれはっちゃくを卒業した坂詰貴之くんが登場しました。 どこから見ても小学生とは言…

日本型衣生活

テレビのルポルタージュによれば、小学校の卒業式で、女の子は袴、男の子も羽織が普及しているそうですね。 私の勤務校の卒業式もそうでしたが。 特に男の子は、旧来おしゃれには無頓着なものであり、母親主導のおしゃれ教育は言ってみれば生活水準の質的向…

少数派の孤独

ジャニーズの知念侑李さんは、体操選手の知念孝さんの息子さんだそうですね。 お父さんは、1967年3月25日生まれだそうで、私と同学年です。 さて、「♪昭和無理、どっから見ても平成がいい」は、ひょっとしてお父さんの影響でしょうか。 私と同学年の人たちが…

男女の違いが消えることはない

私の勤務校で卒業式が行われました。 卒業生が、一人ずつ将来の希望を述べるのですが、女の子ならデザイナー、薬剤師、保育士…。男の子なら、正社員、一家の大黒柱、マイホームを持つこと…。 女の子は美の追求や弱者を癒すことに関心が高く、男の子は経済的…

政治の反映

『ズッコケ三人組』作者の那須正幹さんは、『ズッコケ熟年三人組』の後書きで、シリーズを終えるに当たって、次のように書いています。「作者としては、これ以上年齢を重ねた彼らを書いていく自信がない。・・・更に言えば、この国の行く末である。私が子供…

強者、日本男児

新座市立大和田公民館で、「体罰と指導死」についての学習をしました。 体罰は面従腹背させるだけで内面変化を来さない、最後の手段とは言っても恣意的運用を招く、というものだそうです。 日本と言うのは不思議な国で、昭和20年代にはアメリカ流の自由主義…

少女漫画の美男子

一昨日、NHKテレビで「日本人のおなまえっ」が放映されました。 好きな名前でなく、好きな名字を聞くと、10位に武者小路が来て1位に西園寺が来るそうですね。 公家の名字なのですが、身分が高そうなところがいいのではなく、響きがいいところがいいそうなの…

教員採用試験の勉強会のお知らせ

・3月11日(日)15:30~17:30 ・新座市立大和田公民館和室 ・「体罰と指導死・その2」