昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

平和な時代の平和運動

3月19日(日)、NHK-BS第1放送で、ある女性がこどもたちにヒップホップの指導をしている話が紹介されていました。 最後にその女性が、マイクに向かってヒップホップの精神を説明し、ヒップホップを通じてこどもに何を伝えたいのか語っていました。 「平和」…

河原和枝『日常からの文化社会学-私らしさの神話-』世界思想社2005年を読みました

基本はゲオルク・ジンメルなのですね。 ファッションは「常に過去と現在の分水界に立ち」「他の現象には稀にしかないほどに、強烈に現在の感情を与える。」 今のこどもたちは、分水界の向こうの過去を知りません。 現在の感情を抱くことに、優越や安心を感じ…

あさま山荘45年

3月9日(木)、BS朝日で、「あさま山荘45年」を見ました。連合赤軍の関係者は、自殺した人や病死した人を別にすれば、まだ漸く老境に達した年頃なのですよね。 何せ私はまだ幼稚園の年少でしたので、遥かに古い事件のように思えます。 赤塚不二夫「天才バカ…

鷲田清一『ひとはなぜ服を着るのか』日本放送出版協会1998年を読んで

ファッション論の本です。 ファッションは、服装だけではなく、音楽・美術・思想など、その時代の人々の精神生活全般に影響を及ぼします。 ファッションは、「物語の魅力が摩耗して来ると、それを廃棄して別の物語に取り換える」「新しい物語は、<今>を生…