昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

柔らかい春の日差しを思い出す

CSホームドラマチャンネルで、「あばれはっちゃく」スペシャル「俺は男だ!あばれはっちゃく」(1982年正月)と「男三人!あばれはっちゃく」(1982年3月)が放映されました。 いずれも私が高校受験生の頃に放映されたものです。 今回、「男三人!あばれはっ…

NHK放送博物館を見学しました

明日から寒が戻ると言うので、思い切って行ってきました。 NHKのテレビジョンカー、登場は1937年なのですね。 1940年には国民所得が戦後の1956年水準に達していたし、都市では洋食も食べられた、というのがよく分かります。 「1974年のお茶の間風景」、リ…

ソ満国境・15歳の夏

今日、午前中、春日部市民文化会館で実施された、医療生協さいたま主催の上映会を見て来ました。 『ソ満国境・15歳の夏』 開始時、スクリーンに「児童向け」ではなく「少年向け」と書いてありました。 17歳でも児童福祉法の対象であり、一方でボーイソプラノ…

新自由主義の下でこどもは

「夢多きこども時代」は、日本では大正時代の都市中間層に始まりました。 「少なく生んで、よりよく育てろ」「いつまでも穢れなきこどものままでいて欲しい」といった表現が、この時期の都市中間層の子育て意識を象徴していると言われます。 生産力が低く、…

こどもの貧困

第2回東大手サロンに参加しました。テーマは「生活困窮者支援をふり返る」です。生活困窮者へ精力的に相談・支援している方がゲストで、貴重な体験談や、団体の運営方法など聞くことができ、有意義な時間でした。本会の趣旨に沿って、このブログを書くとした…