教員採用試験の勉強会で、「ザ・中学教師」という映画の上映会がありました。
プロ教師の会の原作で、1992年の作品です。
中学校舞台の作品であり、本会の研究対象よりは上ですが、教育現場で当時できたことが現在あまりにもできない、と話題になりました。
なぜできなくなったのか、博士号を取得できたら独自研究したい、と述べたら、「社会学ですね」と容易に理解されました。
「現在、即ち1908年のフランスでは、例え口論の末に刺されても、“運が悪かったね”で済まされなくもないが、将来些細な過ちが犯罪として咎められる時代が来る。なぜならば、人間はそのようにできているからだ。」
この先見に立ち返りたいです。