昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

種子

日本相撲協会広報部長が、女の子を土俵に上げられない理由を、「顔に傷が付く恐れがあるから」と述べていますね。

宮脇康之さんの自伝『ケンちゃんの101回信じてよかった』の記述を思い出しました。

小学生の頃、いじめっ子に殴られそうになった時、宮脇康之さんは「お願いだから、顔だけは殴らないで」と言ったそうですね。

人気の子役であり、さすが美貌が売り物だけのことはあります。

相撲のように、男らしさ・女らしさを頑固に維持できる世界も珍しいと思います。

現代人の人権意識に流されることなく、相撲が文化としての男らしさ・女らしさを継承して行くことを望みます。

来世紀になってから、今世紀のような人権意識が誤りであったと合意された時、相撲が前世紀の伝統を継承していれば、相撲を足掛かりにして男らしさ・女らしさを再構築することができると思うのです。

相撲が男女同権に踏み出していたら、男らしさ・女らしさは博物館にしか残っていないでしょうね。