昭和後期こどもの歴史研究会

平成時代の社会変化で、その直前の昭和後期こどもの歴史は忘れられています。お金にならないため、企業も投資したがりません。人間の幸福感の問題として、昭和後期のこどもの文化を、現在のこどもたちに伝えていく努力をしたいです。昭和後期のこどもの文化に幸福を感じる現在のこどもを、一人でも育てられたら嬉しいです。

映画関係のパーティーに参加

先月16ミリフィルム映写機の操作方法を教えてくださった方が、3歳の息子さんと一緒に名古屋へいらっしゃいました。名古屋で開催の映画好きが集うパーティーの主催者の一人として、地元の食材を使って料理を提供してくださいました。 僕も出席し、食事をしな…

ロケ地上映会は大成功

『ガキ大将行進曲』の上映会は、今まで3回実施しました。1回目は埼玉県、2回目は福島県、そして前回の記事で事務長が書いたとおり、3回目で念願の山梨県のロケ地上映が実現しました。ロケ地上映実現に向けて紆余曲折しましたが、主催団体のご尽力により開…

ロケ地上映会を開催しました

『ガキ大将行進曲』のロケ地上映会が、やっと実現しました。 昨年9月から交渉を始めたものの、どこが主催するかで難航していました。 最初、日帰りで実施するつもりでいました。 当日朝4時半に自宅を出て11時半の会場設営開始に間に合わせる、というプランで…

新見南吉記念館に行って来ました

新見南吉作、『ごんぎつね』。 小学校4年生の国語教材として、定番中の定番ですね。 音楽教材の『とんび』も定番中の定番。 不思議と、4年生の教材には定番中の定番が集中します。 8月12日(金)、愛知県半田市にある新見南吉記念館に行って来ました。 名鉄…

「こどもファッション-小さい人たちへの眼差し」を見て来ました

東京都庭園美術館で開催中の、「こどもファッション-小さい人たちへの眼差し」を見て来ました。 「こどもらしさは、こどもが作ったわけじゃない」というサブタイトルにも、関心を抱きました。 冒頭で、NHKテレビで紹介された、「男の子向けドレス」が登…

16mmフィルム映写機の講習を受けました

本会は、昨年2回上映会を催し、今年も8月21日にロケ地上映会を実現しましたが、今後も定期的に開催していきます。一つ懸念事項になっているのは、本会で16㎜フィルム映写機を扱えるのは一人しかいないということです。 自分も本会の代表者でありながら映写機…

ズッコケ熟年三人組

2005年以来続いていた、「大人になった三人組」の完結作品です。 人気作のようで、市立図書館で貸し出し中が続いており、やっと借りることができました。 ・三人は、年齢相応に年を取っている。 ・三人は、流行に沿った生活様式を取り入れることが嫌いではな…

『ガキ大将行進曲』ロケ地上映会正式決定

日付:2016年8月21日(日) 時間:14時~ 場所:富士川町町民会館 入場無料 会場に直接来て下ってもいいですが、このブログをご覧になった方は事前に連絡を下さったら嬉しいです。

上映会の準備を始めていきます

2016年8月21日(日)は、『ガキ大将行進曲』に思いのある方や映画の製作に携わっていた関係者が集まって、濃密な上映会となるように準備していきます。詳細については随時このブログで報告します。 『ガキ大将行進曲』の光男役の難波克弘さんにゲストとして…

少年と心身の成長と経済成長と

福島市野田児童センターまつりに行って来ました。 6月12日(日)でした。 児童センターまつりは、遠い未来のように思っていました。 上映会だけ行って、その場限りの旅人に終わりたくないと「来年6月の児童センターまつりに参加したい」とセンター長に申し上…

バブル世代の文化的優越感?

朝日新聞5月21日付「耕論」で、「演歌は日本人の心か?」というテーマで有識者が意見を述べていました。 朝日新聞社がインターネットで本会ブログを見て、今回の「耕論」を企画したわけではありませんよね。 『創られた「日本の心」神話』の著者である輪島裕…

代表者の近況報告・東大手サロンに参加

月1回開催の東大手サロンを先月と今月、2回とも出席し、NPO法人に長年携わっている方の経験や考え方を聞きました。NPOに限らず団体やサークル等、人を集めて活動すれば何かしらの困難にぶつかりますが、組織をどのように運営していくか、NPOの関係者の話を…

演歌は日本人の心

小学校の先生が言っていました。 古臭い歌、中高年向けと思われる歌を小学生に聞かせたら、「やめてよ、演歌」と言われるそうです。 演歌が何かの象徴として偏見の目で見られていると感じました。 「演歌は日本の心」と言われます。 その一方で、洋楽を志向…

もし一生同じ年齢でいられるなら17歳でいたい?

見たわけではありませんが、話を聞いていると新作の「仮面ライダー1号」は、高校舞台のような感じがします。 「地獄先生ぬ~べ~」のテレビドラマ版のように「今回は舞台を高校に改めまして」というようなものではないようですが、子役が出演するような作品…

柔らかい春の日差しを思い出す

CSホームドラマチャンネルで、「あばれはっちゃく」スペシャル「俺は男だ!あばれはっちゃく」(1982年正月)と「男三人!あばれはっちゃく」(1982年3月)が放映されました。 いずれも私が高校受験生の頃に放映されたものです。 今回、「男三人!あばれはっ…

NHK放送博物館を見学しました

明日から寒が戻ると言うので、思い切って行ってきました。 NHKのテレビジョンカー、登場は1937年なのですね。 1940年には国民所得が戦後の1956年水準に達していたし、都市では洋食も食べられた、というのがよく分かります。 「1974年のお茶の間風景」、リ…

ソ満国境・15歳の夏

今日、午前中、春日部市民文化会館で実施された、医療生協さいたま主催の上映会を見て来ました。 『ソ満国境・15歳の夏』 開始時、スクリーンに「児童向け」ではなく「少年向け」と書いてありました。 17歳でも児童福祉法の対象であり、一方でボーイソプラノ…

新自由主義の下でこどもは

「夢多きこども時代」は、日本では大正時代の都市中間層に始まりました。 「少なく生んで、よりよく育てろ」「いつまでも穢れなきこどものままでいて欲しい」といった表現が、この時期の都市中間層の子育て意識を象徴していると言われます。 生産力が低く、…

こどもの貧困

第2回東大手サロンに参加しました。テーマは「生活困窮者支援をふり返る」です。生活困窮者へ精力的に相談・支援している方がゲストで、貴重な体験談や、団体の運営方法など聞くことができ、有意義な時間でした。本会の趣旨に沿って、このブログを書くとした…

小中一貫教育は、ガキ大将の価値を知らない

今から1年前、臨時的採用小学校教員の口を探して、多くの自治体の教育委員会の窓口を訪ねていました。 ある自治体で、たまたま教育委員会に来ていた市内小学校の教頭先生の車に乗せられ、現場を見学することになりました。 この自治体は、小中一貫教育に熱心…

ガキ大将の価値

先月参加した「東大手サロン」は、「地域資源長屋なかむら」という協働・連携オフィスで開催されました。そのオフィスの入居団体とも交流を深め、2月18日に読書会に参加しました。 1冊の本だけを選んで、対話していくという形式で、お題本は『先生はえらい…

ど根性ガエル

昨夜(2月13日夜)、BSジャパンで漫画家・吉沢やすみさんのその後について、本人インタビューを中心にした番組が放映された。 「ど根性ガエル」の作者である。 福島市野田児童センターに来ているこどもたちもそうであったが、今の若い人たちには昨年から放…

「東大手サロン参加ご苦労様でした」事務長

東大手サロン参加ご苦労様でした。私も名古屋近辺に住んでいるなら、同席したいところです。 深谷シネマの館長様からも、地域に定着し、地域の信頼を得ることの大切さはご助言いただきました。 地方で上映会を開いても、「またの機会」に繋ぐのが難しいと感…

「東大手サロン」の交流会に参加

昭和後期こどもの歴史研究会 代表者 執筆 これから本会の活動をどのように展開すればいいのか、ヒントになるのではと思い、先月1月28日に、第1回「東大手サロン」という交流会に参加しました。地域や社会の課題解決に取り組む人や関心のある人が集まる場…

個性的でない凡人は目立ってしまう

1月9日(土)深夜、NHK教育テレビで「戦後史証言プロジェクト-日本人は何を目指してきたのか⑤教育について-知識か考える力か」が放映された。 「あばれはっちゃく」原作者の山中恒さんも取材に答えて「敗戦を境に学校教育がそれまでと正反対の価値観を教え…

クリスマスカード

先日郵送し、福島市野田児童センターの掲示板に掲示していただきました。 こどもたちは、クリスマスカードを見て「あ~、OKIでやった人!」と覚えていてくれたそうです。 8月の上映会で、センター内では熱中症を起こしかねないからと、センター長が交渉して…

大いに「昔のこども」になろう

福島市野田児童センターを再訪した時、少々気になる話を聞いた。 『ガキ大将行進曲』を見た団塊の世代の老夫婦は、「山形県の米沢の神社で、秘密基地を作って怒られた」思い出を、懐かしく語ってくれたそうである。 1969年生まれの男性指導員が、「小学校6年…

福島市野田児童センター再訪

去る日曜日に、仙台の東北学院大学を会場に、埼玉県小学校教諭採用後期試験があり、受験に行って来ました。 その帰り、夏に上映会を開いた福島市野田児童センターを再訪しました。 上映会を開いた時期は暑い盛りであり、日脚が長い時期でもありました。 しか…

「あばれはっちゃく」をライトノベルに? 事務長

角川つばさ文庫が、「あばれはっちゃく」をライトノベルにしたようである。 このサイトでは直リンができないので、お手数をお掛けするが検索されたし。 内容は全く原作に忠実であるが、登場人物のデフォルメに違和感がある。 いわゆる萌え絵の影響を受けては…

『先生のつうしんぼ』(1977年)を鑑賞

昭和後期こどもの歴史研究会 代表者 執筆 8月23日~30日まで深谷シネマで、日活児童映画週間が開催されていて、8月30日に『先生のつうしんぼ』を鑑賞しました。 DVD化もされておらず、なかなか見れない作品ですので、上映していただいた深谷シネマの関係者様…