昭和後期こどもの歴史研究会

~こどもは生まれる社会を選べない。生まれた社会に適応するだけである。Byエミール・デュルケーム~ 昭和後期のこどもが育った社会はどういう社会だったのでしょう。 それは、現在のこどもが育つ社会とはどのように違ったものだったのでしょう。 昭和後期に育ったかつてのこどもたちが、現在のこどもたちに、自分たちの育った社会を語り伝えたいと思います。 それが現在のこどもたちの歴史認識となり、彼らが未来を選択していく上での糧となることを願います。お問合せは、info★takuboy.net。★を@にして下さい。

代表者の近況報告・東大手サロンに参加

月1回開催の東大手サロンを先月と今月、2回とも出席し、NPO法人に長年携わっている方の経験や考え方を聞きました。NPOに限らず団体やサークル等、人を集めて活動すれば何かしらの困難にぶつかりますが、組織をどのように運営していくか、NPOの関係者の話を…

演歌は日本人の心

小学校の先生が言っていました。 古臭い歌、中高年向けと思われる歌を小学生に聞かせたら、「やめてよ、演歌」と言われるそうです。 演歌が何かの象徴として偏見の目で見られていると感じました。 「演歌は日本の心」と言われます。 その一方で、洋楽を志向…

もし一生同じ年齢でいられるなら17歳でいたい?

見たわけではありませんが、話を聞いていると新作の「仮面ライダー1号」は、高校舞台のような感じがします。 「地獄先生ぬ~べ~」のテレビドラマ版のように「今回は舞台を高校に改めまして」というようなものではないようですが、子役が出演するような作品…

柔らかい春の日差しを思い出す

CSホームドラマチャンネルで、「あばれはっちゃく」スペシャル「俺は男だ!あばれはっちゃく」(1982年正月)と「男三人!あばれはっちゃく」(1982年3月)が放映されました。 いずれも私が高校受験生の頃に放映されたものです。 今回、「男三人!あばれはっ…

NHK放送博物館を見学しました

明日から寒が戻ると言うので、思い切って行ってきました。 NHKのテレビジョンカー、登場は1937年なのですね。 1940年には国民所得が戦後の1956年水準に達していたし、都市では洋食も食べられた、というのがよく分かります。 「1974年のお茶の間風景」、リ…

ソ満国境・15歳の夏

今日、午前中、春日部市民文化会館で実施された、医療生協さいたま主催の上映会を見て来ました。 『ソ満国境・15歳の夏』 開始時、スクリーンに「児童向け」ではなく「少年向け」と書いてありました。 17歳でも児童福祉法の対象であり、一方でボーイソプラノ…

新自由主義の下でこどもは

「夢多きこども時代」は、日本では大正時代の都市中間層に始まりました。 「少なく生んで、よりよく育てろ」「いつまでも穢れなきこどものままでいて欲しい」といった表現が、この時期の都市中間層の子育て意識を象徴していると言われます。 生産力が低く、…

こどもの貧困

第2回東大手サロンに参加しました。テーマは「生活困窮者支援をふり返る」です。生活困窮者へ精力的に相談・支援している方がゲストで、貴重な体験談や、団体の運営方法など聞くことができ、有意義な時間でした。本会の趣旨に沿って、このブログを書くとした…

小中一貫教育は、ガキ大将の価値を知らない

今から1年前、臨時的採用小学校教員の口を探して、多くの自治体の教育委員会の窓口を訪ねていました。 ある自治体で、たまたま教育委員会に来ていた市内小学校の教頭先生の車に乗せられ、現場を見学することになりました。 この自治体は、小中一貫教育に熱心…

ガキ大将の価値

先月参加した「東大手サロン」は、「地域資源長屋なかむら」という協働・連携オフィスで開催されました。そのオフィスの入居団体とも交流を深め、2月18日に読書会に参加しました。 1冊の本だけを選んで、対話していくという形式で、お題本は『先生はえらい…

ど根性ガエル

昨夜(2月13日夜)、BSジャパンで漫画家・吉沢やすみさんのその後について、本人インタビューを中心にした番組が放映された。 「ど根性ガエル」の作者である。 福島市野田児童センターに来ているこどもたちもそうであったが、今の若い人たちには昨年から放…

「東大手サロン参加ご苦労様でした」事務長

東大手サロン参加ご苦労様でした。私も名古屋近辺に住んでいるなら、同席したいところです。 深谷シネマの館長様からも、地域に定着し、地域の信頼を得ることの大切さはご助言いただきました。 地方で上映会を開いても、「またの機会」に繋ぐのが難しいと感…

「東大手サロン」の交流会に参加

昭和後期こどもの歴史研究会 代表者 執筆 これから本会の活動をどのように展開すればいいのか、ヒントになるのではと思い、先月1月28日に、第1回「東大手サロン」という交流会に参加しました。地域や社会の課題解決に取り組む人や関心のある人が集まる場…

個性的でない凡人は目立ってしまう

1月9日(土)深夜、NHK教育テレビで「戦後史証言プロジェクト-日本人は何を目指してきたのか⑤教育について-知識か考える力か」が放映された。 「あばれはっちゃく」原作者の山中恒さんも取材に答えて「敗戦を境に学校教育がそれまでと正反対の価値観を教え…

クリスマスカード

先日郵送し、福島市野田児童センターの掲示板に掲示していただきました。 こどもたちは、クリスマスカードを見て「あ~、OKIでやった人!」と覚えていてくれたそうです。 8月の上映会で、センター内では熱中症を起こしかねないからと、センター長が交渉して…

大いに「昔のこども」になろう

福島市野田児童センターを再訪した時、少々気になる話を聞いた。 『ガキ大将行進曲』を見た団塊の世代の老夫婦は、「山形県の米沢の神社で、秘密基地を作って怒られた」思い出を、懐かしく語ってくれたそうである。 1969年生まれの男性指導員が、「小学校6年…

福島市野田児童センター再訪

去る日曜日に、仙台の東北学院大学を会場に、埼玉県小学校教諭採用後期試験があり、受験に行って来ました。 その帰り、夏に上映会を開いた福島市野田児童センターを再訪しました。 上映会を開いた時期は暑い盛りであり、日脚が長い時期でもありました。 しか…

「あばれはっちゃく」をライトノベルに? 事務長

角川つばさ文庫が、「あばれはっちゃく」をライトノベルにしたようである。 このサイトでは直リンができないので、お手数をお掛けするが検索されたし。 内容は全く原作に忠実であるが、登場人物のデフォルメに違和感がある。 いわゆる萌え絵の影響を受けては…

『先生のつうしんぼ』(1977年)を鑑賞

昭和後期こどもの歴史研究会 代表者 執筆 8月23日~30日まで深谷シネマで、日活児童映画週間が開催されていて、8月30日に『先生のつうしんぼ』を鑑賞しました。 DVD化もされておらず、なかなか見れない作品ですので、上映していただいた深谷シネマの関係者様…

『先生のつうしんぼ』(1977年)を見て(深谷シネマ日活児童映画週間にて)

8月30日(日)、深谷シネマ児童映画週間最終日に『先生のつうしんぼ』を見ました。 作者は、宮川ひろさん。児童文学研究者のご子息・宮川健郎さんとは、明星大学で出会っています。 『ガキ大将行進曲』にも出演した中田光利くんがこの作品にも出演しています…

『ともだち』(1974年)を見て(深谷シネマ日活児童映画週間にて)

聞いたことがない映画であった。 とは言え、見始めたら感じるところが多くあった。 先日、私が福島市野田児童センターのこどもたちに聞いたように、私がこの映画のどこを古いと感じたか述べてみよう。 一つ。フィルムが大分痛んでいる。カラー作品であり、校…

夏の上映会、お疲れ様でした

「春日部市親と子で見る良い映画」のチラシによれば、「せんせいのつうしんぼ」「四年三組のはた」そうして「ガキ大将行進曲」は、1977年から1979 年にかけて同団体により上映されています。 私が小学校5年生~中学校1年生の時期に当たります。 映画を見てい…

上映会を振り返って

昭和後期こどもの歴史研究会が主催の上映会は、今月の8月5日に福島市野田児童センターにて2回目を迎えることになりました。 最初に企画した段階で、上映する作品の候補がいくつか挙りました。本会の趣旨にふさわしいか? その映画が今でも貸し出しができ…

夏の福島上映会『ガキ大将行進曲』2015

8月5日(水)13:30~14:45に、福島市野田児童センターで『ガキ大将行進曲』(1979年)の上映会を実施した。 フィルムは埼玉県立熊谷図書館から借りて来て、映写機とスクリーンは福島市立図書館から借りて来た。福島市立図書館には、映写機は二台あったが、う…

第1回70~80年代児童映画上映会・実績報告

昨年から準備を進めてきた昭和後期こどもの歴史研究会がいよいよ本格的に始動します。その最初の活動として、このたび、2015年5月24日に埼玉県で、第1回70~80年代児童映画上映会を開催しました。上映した映画は、1979年作品の「ガキ大将行進曲」です。 ご来…

70年代児童史研究会の発足メンバー募集中

70年代児童史研究会の発足メンバーになったら、具体的にどんなことをするのか、現時点での考えを書きます。 (1)活動内容を話し合う 必ず行うことは機関誌の発行です。機関誌は、研究会の中心的な活動媒体にします。ゆくゆくは、集会や、実践活動もやってい…

教育の不易と流行

「教育の不易と流行」という言葉があります。 1996年7月19日、中央教育審議会第15回答申が打ち出した言葉です。 しかし、何が不易にえり分けられて存続させられ、何が流行にえり分けられて廃止されたでしょうか。 一つに、小学校の鼓笛隊があると思います。 …

総合的学習の時間

小学校4年生の総合的学習の時間に、「お父さん・お母さんの子供時代を調べよう!」という単元があります。 しかし、そこで取り上げられているのは、白黒写真に写った木造校舎であったり、脱脂粉乳の給食であったり、「私でもそんなもの記憶にありませんわ。…

70年代児童史研究会をより知ってもらうため

今までの記事だと、70年代児童史研究会はどんな考え方で進もうとしているのか、まだ説明が足りないと感じています。 70年代児童史研究会の方向性を示すため、いくつかの主張や意見を紹介します。会に参加しようと考えている方も、参考にしていただければと思…

70年代児童史研究会の趣旨

70年代児童史研究会の趣旨の発表(案) 70年代児童史研究会は、70年代の小学生の学習環境と、生活環境とを研究対象とする。児童文学作品や、それを原作にした映像作品が、70年代の小学生の生活実態とかけ離れていなかったことを考えると、70年代の小学生の学…

70年代児童史研究会の設立準備ブログを開設

はじめまして。70年代児童史研究会事務局です。 会員制サークルを立ち上げますので、その設立準備ブログを開設しました。1970年代(又はその前後の60年代や80年代も含む)の児童文化、生活史、価値観等を研究して、21世紀のこども達にも伝えていく活動で…